チャンチャン劇団

県外・海外/地域公演

県外・海外公演  地域交流活動

  
◎ これまでの県外公演 ◎
2019大分公演 2018熊本公演 石川公演
2017石川公演 2016釜山公演
2015沖縄公演 2013北海道公演
2011釜山公演 2010宮崎公演
2009ソウル公演 2008広島公演
2006台湾公演 2005グアム公演
2004石川公演 2003東京公演
2002富山公演 2001沖縄公演
1997~2002 山口公演(4回)

「シャイング・プリンセス あ~兎!」 大分公演 

2019年4月27日(土)iichiko総合文化センター

 チャンチャン劇団は、これまで地元北九州市の定期公演の他、国内外で活動の場を広げ多くの方たちとの出会いの機会をいただきました。私の故郷、大分県の公演を早く早くと思いながら本日の運びとなりました。
 今の私があるのは、人が集うことを喜び、人が繋がりを大切にし、人の喜び、痛みを自分のことのように受け止め、命の尊さを教えてくれた家族のおかげだと思います。特に今は亡き祖父母、両親には感謝の気持ちでいっぱいです。
 短い取組みにも関わらず、このように公演を盛り上げていただけたのは、高校時代の同級生、筑後大野市の皆さま、多くの関係者の皆様のおかげだと心より感謝申し上げます。あらためて故郷の素晴らしさと温もりを感じました。これからも故郷の皆さまの声援を背に「個性をみがけば誰もが主役」を信条に劇団の活動を地道に続けていきたいとおもいます。



スマイル劇団の皆さんと

 熊本公演 「雪ん子ちゃ~ん あ・そ・ぼ!」

2018年6月2日(土)熊本文化ホール


岡崎 誠子氏

2年前に起きた熊本地震は、大きな衝撃だった。「私たちに何か応援できることはないだろうか…。」チャンチャン劇団ができることは、団員の個性輝く愉快な劇を観てもらうこと。
でも、誰を頼りに熊本県を訪れたらいいだろう…。5年程前に、チャンチャン劇団のホームページを見て関心を持ち、出張の合間に練習を見に来たという「サンシャインワークス」副施設長の岡崎誠子氏のことを思い出した。チャンチャンの事を覚えているか、不安な気持ちで連絡を入れてみると、「あれから、うちの施設にもスマイル劇団が誕生しました。」と快く熊本公演の実現に向けて、協力を約束してくださった。熊本市中心部の公演会場の多くが復旧作業中であり、会場探にこ苦労していたところ、植木文化ホールを紹介していただきやっと公演の場所を決めることができた。  10か月あまりの短い取組み期間ではあったが、当日は、スマイル劇団さんの友情出演で盛り上がり会場は温かい雰囲気に包まれた。「来年は、何月にするの?」「楽しかった。毎年、福岡と熊本でしたらいいね。」と嬉しい感想もいただいた。これからもぜひ交流を続けたい。公演後の夜は、山鹿温泉で乾杯!恒例の親やスタッフの出し物で盛り上がり、次の日は、観光と名産の西瓜や馬刺しのお土産をたくさん買って、充実感と共に、楽しいひとときを過ごす事ができた熊本公演ツアーだった。

           
           

NPO法人 太陽クラブ代表
    故 地井 暢子氏

地井 暘子氏 追悼公演  石川公演 

2018年7月7日(土) こまつ芸術劇場うらら大ホール


山本 仁氏

 チャンチャン劇団第二の故郷石川県。昨年の7月22日(土)「太陽クラブ」代表の地井暢子氏のご尽力により、小松市民センター大ホールで、14年ぶり第2回石川公演「下町スキャットさる・る・る・る〜」を大盛況のうちに終えることができた。劇団の成長を見ていただき、楽しい思い出もたくさんもらって充実した公演だった。ところが、5か月後の12月22日の早朝、地元北九州市での第25回定期公演の前日に、地井氏の突然の訃報が飛び込んだ。富山公演で出会って以来14年間、ずっとチャンチャン劇団を応援し、団員、スタッフ、保護者みんなが大好きだった地井氏のことを、どう伝えようかと苦しんだ朝を忘れることはできない。翌日の定期公演「雪ん子ちゃ〜ん あ・そ・ぼ!」は、多くの方々の応援のおかげで無事に終えることができた。  しかし、私たちは、地井氏が亡くなったことを受け入れることができず辛かった。石川公演での出会いで得たヒントを盛り込んで作った「雪ん子ちゃ〜んあ・そ・ぼ!」への思い入れも強く、「どんな劇になるか楽しみや、わくわくするんや。」と待ち望んでくれていた。ぜひ、地井氏の地元小松市の皆さんにも観ていただこう。そして、お別れをしようと意見がまとまり追悼公演の運びとなった。  年が明け、太陽クラブの関係者である山本仁氏に劇団の気持ちを伝えた。公演の前日までゆかりの方々に応援していただき、当日は、大荒れの天気にもかかわらず、たくさんの方々に観劇していただいた。地井氏と劇団の「思い出のアルバム」も上映して、皆さんと一緒に別れを惜しんだ。公演後は、山本氏に「地井先生は、明るく楽しいことが大好きだからいつものチャンチャンらしい打ち上げをしてください。」と言われ、思い出のアルバムを見た後、恒例の親やスタッフの出し物で盛り上がり、泣いて笑って長い一日が終わった。  第2回石川公演の時と違う観光ルートも組んでもらい、心に残る地井暢子氏追悼公演となった。 これからも太陽クラブの皆さんとの交流は、続けていきたい。 「地井さん、どうかこれからも、チャンチャン劇団を見守っていてください。」

       
     

友情出演
    「ラゼールクラブ」の皆さん

「下町スキャット さる・る・る・る~」
     石川公演 

2017年7月22日(土) 小松市民センター 大ホール

  初めての石川公演は、2004年の3月、「稲荷節 おんみょう爺さまとコン吉の卷」だった。2002年の「ホットドッグストーリー ふたりでワン!」の富山公演を観て、感激してくださった「太陽クラブjの代表、入山義雄さんと地井暢子さんが、「ぜひ、石川にも!」と招いてくださって実現した。
当時は、お二人とも支援学校の教員をしながら、グループホームと「太陽クラブ」という知的障がい者の余暇サークルを運営されていた。すごい行動力だった。「とにかく観てほしかった。」という地井さんを中心にした実行委員会の涙ぐましい奮闘で、15 0 0名収容の小松市公会堂を満席にして、公演は大成功に終わった。翌日はまだ雪の残るゲレンデでのソリすべりに、団員は大はしやぎ一。楽しい思い出となっている。以来、ずっとチャンチャン劇団を応援し、年末の定期公演に何度かグループホームのメンバーと共に訪れてくださった。「あなた方はすばらしい。」という劇団への揺るぎない信頼に、我々スタッフは、どんなに支えられ励まされたことか。
 「もう一度石川公演を!」という願いが実現し、15年ぶりの公演となった。地井さんと「太陽クラブ」、そして応援してくださった小松市の皆さんのおかげで、今回も大盛況のうちに終わった。小松市と能美市の育成会会員の余暇サークル「ラゼールクラブ」も友情出演で「よさこい」等の踊りを披露し、盛り上げてくださった。<

 公演前日に小松空港に降り立った総勢72名の一行を、地井さんと共に、小松市の呉服屋さん「華友禅 菊屋」のご主人が、100個もの大福餅を持って迎えてくださった。その、とても美味しい大福餅をほおばりながら、一行は能登観光に向かった。御陣乗太鼓の迫力に圧倒され、能登の海の幸を堪能した。その後も金沢や山中温泉郷等を周り、石川を満喫した。公演後の打ち上げでは、恒例の親やスタッフの出し物で盛り上がり、充実感と共に、楽しいひとときを過ごす事ができた石川公演ツアーだった。

       

   釜山公演 「ななころびたぬきカァ?」

2016年7月16日(土)サムジュ・アートホール

 2009年にソウル、そして2011年に釜山で2部のメンバーによるパフォーマンスの公演を行った。劇の海外公演は、言葉(セリフ)の壁と道具の運搬、費用の面から困難だったが、釜山(プサン)や蔚山(ウルサン)の福祉施設の方々、通訳の方々、北九州の北原氏、岡崎氏のご尽力で実現することができた。道具の運搬や費用については、「西日本観光旅行社」さんが、あちらこちらに掛け合って相当な便宜を図ってくれた。
 当日まず驚いたのは、キム・スヒョンさんの翻訳による、北九州での定期公演と同じ内容の立派なハングル版パンフレットが用意されていたこと。舞台でのセリフも次々と壁面にハングルで映され、喜多氏のナレーションは、胸に迫るハングルの響きで同時通訳された。言葉のわからぬ我々も、その雰囲気だけで思わず泣けてしまった。
 当日は、会場をほぼ満席にして大盛況ー!何と、昨年の夏に沖縄公演んでお世話になった沖縄大学の松尾先生と学生さん10名が応援に駆けつけ、北九州からも、チャンチャンのファン(?)や北原氏、岡崎氏、そして垣迫教育長が指摘に応援に来てくださった。
 もちろん団員達は熱演し、韓国の友情出演「ドリム・ハイ」に皆さん、会場のお客様が一体となって盛り上がった。


 == 友情出演「ドリム・ハイ」の紹介 == 

「ドリム・ハイ」団長 ゾン・ソミ ごあいさつ
 「ドリム・ハイ」の団長ゾン・ソミと申します。私が持っている力で楽しく仕事ができていることは大きな幸せだと思います。音楽を通じて人を癒し、幸せにできることに感謝しています。
 我が「ドリム・ハイ」の団員も感謝しながら公演を一生懸命に準備しました。障害を越え、自分の役割を果たしながら成長していく姿を見ると、団長である私がむしろ感動をもらいます。
 「ドリム・ハイ」は総勢15人で構成されていますが、海外公演ということで今回は6人で演奏しますが、皆様に感動と楽しさを伝えるようにがんばります。
 これからも「チャンチャン劇団」と交流が続けられることを願い、公演に招待してくださった神田美恵子団長に心から感謝います。



     
       
         

第2回 「沖縄公演」 「のら&ドラ オープン ザ ドリーム」

2015年3月26日 那覇市 パレット市民劇場

 15年ぶりの沖縄公演では、地元の方々との交流も、その後の観光も、親子スタッフ総出演ではじけた打ち上げも、とても楽しく心に残る思い出になった。団員達に思い出を聞くと、やはり若者同士ー。一番はボランティアの学生の皆さんとの交流だった。
 友情出演していただいた「ふくぎ」さんのエイサーがすごく上手でかっこよく、団員たちがさっそくまねをし、翌日尋ねた「琉球ワールド」のエイサー体験でも意欲満々でい臨んでいた。同じく友情出演の印鑰理生(いんやくりお)さんのカンカラ三線と歌声もとても素敵だった。公演後もしばらくは写真の交換など、ずいぶん余韻を楽しんだ。
「人は約束があうrから生きられる。」とは、印鑰理生の詩集「自分を選んでうまれてきたよ」にあった言葉でる。15年前も今も変わらぬ熱い心の沖縄の皆さんと再会の約束を、またぜひ果たしたい。


     
 

20周年記念 「 北海道公演」

2013年7月

 現地 実行委員長 山川 妙子様より
 チャンチャン劇団20周年記念公演から、4か月が経過しましたが、札幌では、まだまだチャンチャンの余韻に慕っています。チャンチャンの魅力は一度見ると病みつきになるということ。実際に舞台のチャンチャンを見てから、時間が経過しても、あの時の感動が今でも、忘れられなくて、時々思い出しては、自然と笑っている自分がいます。公演を見てくださった方々に会うと、皆さん口を揃えて、「素晴らしい舞台を見せてくださりありがとう。チャンチャンの舞台をもう一度見たいけど、遠すぎる。札幌でも、同じような劇団を作ってほしいです。」という言葉でした。
 北九州の人たちは毎年見ることができて、羨ましいです。一人一人が輝く舞台。そして、「個性をみがけば、誰もが主役」の信条どおりに、全員が主役のパフォーマンス。皆さんの顔が「やった~」という達成感で輝いています。
 閉塞感が、漂っているこの時代に、チャンチャンの活動は大変意味深い気がします。今年のチャンチャンもどんな楽しい舞台が待ち構えているのか、どきどきですね。どうか、たくさんの方々が、チャンチャン劇団の舞台を見て、元気になり、笑顔になってください。笑顔の輪が広がっていきますように。札幌から応援しています。
(お便りのままを掲載させていただきました。)


     
     

韓国  釜山公演 

2011年3月19日(土)慶星大学ホール

 一昨年、ソウル公演で出会った、釜山の障害者施設「天馬」の施設長で、韓国の育成会釜山支部会長のファン・ソジン氏を頼って、パフォーマンス公演を行った。
 前日の夜、下関から関釜フェリーで出発、翌朝8時に到着後、会場の慶星大学のホールに直行した。押しかけた公演にも関わらず、約500席をいっぱいにして、盛り上がった。地元施設の友情出演も楽しく、言葉の壁など何のその、ともに踊ればすぐにトモダチ。団員と淡い恋物語まで生まれた。
 その日は、おいしい焼肉で交流夕食会。翌日は、慶州観光、夜はそれぞれ温泉や、韓国マッサージをおそくまで堪能した。3日目は、各自ショッピングや観光を楽しみ、午後は、釜山港を見下ろす絶景の高台に建つ施設「天馬」を訪問し、見事な陶芸製品などを見学した。釜山港近くの市場も観光して、夕方、再び関釜フェリーで帰路に着いた。船内では、団員はカラオケで、母たちはお茶会で盛り上がった。焼肉、タコ鍋、廻船鍋、ビビンバ、チヂミ、アワビ粥と、韓国料理はどれも美味しかった。 思い出はつきない。


 
       
       

 宮崎公演  「泣き虫ドラゴン」

2010年3月20日(土)宮崎市民プラザ

 近くて遠い宮崎まで、北九州から貸し切りバスで約6時間、美しい日南海岸沿いのホテルに宿泊して公演に臨みました。
大きな竜をあやつる舞台裏では、本番中に実は大きなハプニングがありましたが、表舞台は何事もなく進み、渾身の演技に会場いっぱいのお客様から大きな拍手をいただきました。


       

韓国   ソウル公演 

2009年3月17日(火)~20日(金)
平成21年度3月に韓国での公演を行い、本番のステージ.手拍子や掛け声など会場と一体となり盛り上がりました。
リハーサルの合間をつかって、1日目はソウル観光昌慶宮、2日目午前中はリハーサルの間、保護者は南大門市場へと韓国市内の観光を少しして 楽しく公演が出来ましたことをご報告いたします。
地元の関係者の方々には、会場いっぱいの観客で大変お世話になりました。


      
        
     
        
        

 広島公演 「どすこい!御宿さくら繁盛記」

2008年3月29日(火) 広島県民文化センター

 小倉から新幹線で約40分、車窓を楽しむ間もなく広島は近かった。前日に、スタッフは舞台準備、団員親子は宮島や岩国観光を楽しんだ。本番では、さくらの可憐な演技にお客様が涙、涙・・・2部のパフォーマンスに笑い、「ぜひまた来てください。」という嬉しい感想をたくさんいただいた。打ち上げでは、スタッフの捨て身の演技「マドンナ達の青春」に涙が出るほど笑ってもらった。


      

 台湾公演 

2006年3月25日(土)~28日(火)

 平成18年3月 台湾で団員総出で大張りきりの10演目を次々と披露する公演を行いました。
影化啓智学校高等部の生徒による伝統芸能披露もありました。地元の学校の給食をごちそうになったり、楽しく公演させていただきました。終了後一緒にステージで記念撮影し、今度は北九州市で再開をしようと約束しました。
龍山寺にて、足ツボマッサージで癒しの一時を過ごしたり 士林夜市で射的に挑戦しました。


       
     
↓公演前に北九州市での交流会の様子です↓
         

  グァム公演 

2005年3月

 平成17年 グアムでの公演を行いました。地元新聞や地元の日本人向け雑誌等に取り上げられ 盛大に公演を終えることが出来ました。グアムでの関係者の皆様やご協力下さいました皆様にお礼申しあげます。


         

 石川公演  「稲荷節 おんみょう爺さまとコン吉の巻」

2004年3月20日 小松市公会堂

 2002年の富山公演を観て感激してくださった、石川県小松市の余暇活動サークル「太陽クラブ」代表の入山義男さんと地井暢子さんが、地元で大きな実行委員会を組織して石川公演が実現した。お二人を中心に100人もの実行委員の方々の懸命な努力のおかげで、何と当日は千人の会場が満席になり、舞台と一体となって温かく楽しい雰囲気に包まれた。 その後、何度も太陽クラブのメンバーと共に北九州市の定期公演に足を運んでくださり、交流が続いている。
 公演後、早春のスキー場で団員はそり遊びに夢中・・・保護者は金沢観光で買い物に夢中・・・ずっしりと充実した石川公演だった。


        

 富山公演 「ホットドッグストーリー ふたりでワン!」

2002年12月1日(日) 富山国際会議場

 劇団のことを知った富山県の養護学校の上谷智美先生が、わざわざ北九州まで定期公演を観に来られ、養護学校の先生を中心に実行委員会を組織して1年後に地元での公演を計画してくださった。その年の公演の演目を定期公演直前に他県で行うなど初めての経験で、まだ完成とは言えない劇を上演するのは誰もが不安だった。が、めっぽう本番に強い団員たちー。力いっぱいの演技で満席の客席は盛り上がり、無事に公演前の公演?!を終えることができた。


     

 沖縄公演 

2001年4月28日(土) 沖縄市民会館

 養護学校の大嶺幸子先生の呼びかけで集まった実行委員会を初めて訪れた時のことは忘れがたい。会議の開始時間に行き、まずは劇団の紹介から始めたが、時間が進むにつれ沖縄中から三々五々メンバーがやってくる。その度に巻き戻して説明・・・会議はその後飲みながら和気あいあいと夜通し続き、今でもスタッフの楽しい思い出である。本番では、とにかく観客席が熱い!手拍子に笑い声に歓声・・・終始舞台の役者と一緒になって楽しんでくださった。
 翌日は、ホテル前に広がる海で泳ぎ、沖縄を観光し、青い海と南国ムードを満喫した。